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2021年01月30日

寒い家に住むということ

 

皆さん、こんにちは!
設計・工務担当の武山です。

 

再び寒波が襲来し、事務所の前でも事故が発生。
少しビビり気味な今日この頃。

 

山形在住歴7年目ではありますが、
今年になって初めて雪かきを体験。


【筋肉痛とお友達】と言う状況にも慣れ始めましたが
皆さんのようにスムーズにはできず、
今朝も戦力外通告をいただきました…。

 

さて、

『断熱、断熱言うけど、そんなに重要なの?』

『今のままでも十分。』と言う方も少なくないのではないでしょうか?

 

まず、寒い家に住み続けることで起こり得る
健康問題についてお話をいたします。

 

大きく分けて5つあります。

 

1.アレルギー・喘息

冬の暖房時に、結露した水分が壁の中に侵入し
落ちた水分が窓枠の腐食を進行させ、カビが発生。
そのことにより、アレルギーや喘息の症状を引き起こします。

アレルギーの原因として、
ダニはスギに次いで2番目に多いとされています。
また、現代では子供の頃に喘息ではなかった人も
大人になって喘息と診断されたというケースもあります。

 

2.肌のかゆみ

肌の乾燥やかゆみを防ごうとして、
加湿を行っても、空気中の水蒸気は窓に冷やされ
結露に変化してしまいます。
断熱を施し、湿度を逃がさない環境を作ることで
肌の乾燥も和らぐのです。
高気密高断熱住宅は美容にも良いということですね♪

 

3.高血圧

寒さにより、体全体へ
多くの血液を運ぶ必要があり、血圧が上がります。
血流の高い圧力によって、
血管が傷つくと動脈硬化を引き起こします。
血管が詰まり破裂し、出血すると
脳梗塞や脳出血、心筋梗塞等を
引き起こす可能性が高くなります。

 

4.冷え性

寒さから、血行不良になり
肩こりや関節痛、神経痛を誘発。
免疫力が低下する為、感染症等にかかりやすくなります。
体温が1℃低下すると、免疫力は30%~40%も低下。
生理痛や婦人科系の病、顔色が悪くなる等
女性にとって様々な悪影響を及ぼします。

 

5.ヒートショック

皆さんご存じヒートショック。
部屋移動の際、それぞれの部屋の気温差により
心臓や脳の血管が急激に収縮し、
失神や心筋梗塞、脳梗塞を引き起こします。
年間1.9万人以上の方が亡くなっており、
交通事故死亡者 約4,000人の4倍以上でもあるのです。

 

私も、幼い頃からアレルギーや喘息・肌のかゆみなど感じていました。
考えてみると実家は築30年以上ですし、
現在住んでいるアパートも寒いです。

 

『住めば都』と言う言葉もありますが、
強制的にそう思わされているだけであり、
寒い環境に居続けることは健康に対して害を及ぼすことを
もっと多くの方に知っていただければと思います。

 

加えて、寒いことにより
暖房の温度を高くしたりすることで
光熱費やCo2の排出量を増やしている。
=地球環境にも良くない状況を生み出している

 

地球温暖化が騒がれる世の中。
ステイホームにより、これまで以上に家にいる時間が
増えた方も多いのではないでしょうか?

 

ぜひ、断熱改修を我々はオススメいたします!
部分的なものから全体的な改修までご相談ください☺

 

次回は、断熱改修方法の提案について
お話できればと思います。
最後までご拝読いただきありがとうございました♪

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